1月4日

夫婦で面会。13時から。

「処置が入っているのでお待ちください」と言われ、待ったがなかなか終わらない。


別の看護師さんがやってきて、

「呼吸器の入替をしていました。今からレントゲンをとるので、今しばらくお待ちください」ということで、40分ほど待った。

 

中に入るとやはり息子は寝ていた。
鎮静で、身体はぐったりだろうと思っていたら、思いの外少しグッとにぎる握力があった。

 

すぐC先生が来て説明が入った。
・血液中の菌は陰性なので、感染症治療は順調。呼吸器の管に菌が繁殖しないように、入れ替えをした。
ビリルビン数値は下がっている。現状、総ビリルビン8.1。
心不全指標のBNPも出生から概ね減少傾向はある。
・全体的に状態自体は回復傾向。

 

途中からB先生が来て、後ろについていた。
C先生の説明ののち、面談。


私から「脳障害の判定をする段階にないか」と聞くと「身体的にしんどい状態なので、全然そういう段階にはない」とのこと。
2か月ほど前、蘇生から回復してきた時、あきらかに目が生き生きしている時があったが、それからとんと見ないので、どういうことなのか気になっていることは伝えた。
追視らしきものがあったが、時間が経つにつれて失われた気がするとも伝えた。
先生は大きく沈黙して言葉を考えた後に「身体の回復を見て、長い目で見ていこう」というようなことを言った。


「細かい回復は見られているけれども、先が見えない状況に関しては何も変わらない」と率直に言ってくれるのはよかった。

説明が終わり、看護師さんにお食い初めの希望を話した。

 

息子はずっと眠っていて、保湿クリームを塗ってやった。目の下のところが赤くうっすら霜焼けているような感じがした。

 

 お母さんもう行くけど、また明日来るからね。ずっと一緒にいるからね
と額に頭をつけて、帰宅した。


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1ヶ月検診のときの記録。


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3ヶ月検診の記録。