2月10日

夫婦で病院へ。手術に関して病院と面談。


手術不同意の意向を、文章を読み上げる形で伝えた。
じゅうぶん見込みある手術を断るという意向なので、病院によっては、手術不同意ではなくいわゆる治療拒否と判断され、最悪医療ネグレクトと判断されて、親権停止、手術実施される可能性すらあるものだと思う。
B先生には「手術しないという判断でももちろん尊重する」とは言われていたが、親として血を沸き立たせながら、死に物狂いで考えた結果であることは、説明しないといけないと考えていた。

 

B先生は動かず、C先生はうんうんと頷きながら聞いていた。


聞いてもらったあと、B先生から「大変な決断だったと思う、もちろん尊重させてもらいます」というようなことをゆっくり丁寧に言われた。B先生は情緒的すぎず事務的すぎず、この辺の話し方のバランスが取れている人ですごく助かる。
付け加えて言われたのは「こういう文章で出してもらえると、変な話だが内部的にすごく助かる」と言われた。
「医師である自分が仲介して親の意向を責任者のミーティングで説明しても、ニュアンスが伝わりにくく、結局治療拒否であるとか、医師の説明不足じゃないかと言われてしまったりするので…」と。


「手術にむけて全力で考えてはいたので、切り替えが必要で、今後のことは今日から改めて考えていきましょう」と言われた。
こちらの意図がわかれば、割と医療側はすんなり手術を行わない方向に気持ちを切り替えていた。

彼らはある種の日常のルートに切り替えるだけだというのもあるし、そういうものかと思うと同時に、それはそれで一抹のやるせなさを感じた。

 

その後、息子と面会。
いつも通り可愛らしく、すやすやと眠っていた。


夫と交代で抱っこした。
腕の中ですんなり眠ってくれたので、抱っこを心地よいと感じてはくれているのだと嬉しかった。
家にいるネズミのぬいぐるみを持ってきて、遊んだりした。
帰りオムツ替えをした。