12月28日

夫婦で面会。12時から。

 

今日は抱っこできるとのことで、夫婦15分ずつくらいで息子を抱っこをした。
PICUにいるときは「人工呼吸器挿管後の抱っこは、安全性の面からかなり厳しい。できるとしたら、次は看取りのとき。」くらいの感覚で言われていたので、NICUに移ってからの高待遇はいまだに腑に落ちていないが、とにかく抱っこできることは良いことだった。
ベッドからの息子の移動はかなり大掛かりになるだろうと思っていたが、昨日と比べて点滴がひとつ外れて、一時期よりは身軽になっていたからか、看護師さんふたりで足りるくらいだった。

 

抱っこした息子の身体はかなりくったりしていて、以前より重く感じた。
最初は眠っていたけれど、途中からずっとぼやぼや起きていた。
相変わらず表情は変わらないが、つらいとかしんどいということはなさそうだった。
抱っこで、すこしでも環境が変わったことが息子の日常のアクセントになったら、と思い、いろいろゆっくり揺らしてみたりした。

 

夫は「普段背中は触る機会がないから、この機会にたくさん撫でてあげた」と言っていた。

抱っこがおわったら、すぐ時間になってしまった。

お母さんもう行くけど、また明日来るからね。ずっと一緒にいるからね
と額に頭をつけて、帰宅した。