1月8日

夫婦で面会。

隣の子どもが状態が良くないためか処置中で、人手がそこに割かれていた。
「どうぞ」とにこにこ笑顔でベッドに通されたので、とくに心配もせずに面会に入ると、息子はぜいぜいしていた。
元々心不全はあるが、いつもより断然心臓もバクバクだった。
呼吸が早いので、アラートもばんばん鳴るが、とくにみんなお構いなし。

受け持ちの看護師がなかなか戻って来ないので、忙しそうにしている看護師に思い切って声をかけ、
「だいぶしんどそうで…・・痰が溜まってるんですかね?」と聞くと
ささっと痰をとって「スッキリしたねー」とおしまいの雰囲気。
「アラート大丈夫ですか?」と聞くと、「呼吸が早いと鳴っちゃうんですよね」と、まあ仕方ないです、という感じ。

えー?と思ってしばらくしていると、リハビリの女性が来て、こりゃだいぶ熱がありますね、と。
受け持ちの看護師に声をかけて、赤ちゃんを冷やすように忠告してくれた。
看護師が体温を測ると38.9度もあった。
「ごめんねー暑かったね、今冷やすね」と言って、ニコニコ冷やしてもらったけれど、色々ともやもやした。


いつから高熱で具合悪くしていたんだろう。
日々面会できていない23時間の中で、こういう場面が多く存在しているのかもしれない。
高熱にうなされて具合悪くしていた息子を目の前に何もできなかったのも悔しかった。
やはり日々の面会でたった1時間でも息子の状態を確認するというのは本当に大事だと思う。少しでも気になることは空気など読まずに徹底的に確認するべきだと思った。