12月26日

夫婦で面会。


足の爪をふたりで切り、わたしはおむつ替えをした。
息子は呼吸器がいやそうな動きが多かったように思う。

夫の祖父母面会について聞かれ、29日12時からの面会で話がついた。
また、「28日に希望があれば息子の体調次第で抱っこができる」ということになり、それならぜひよろしくお願いします、ということになった。

これまで生後約3ヶ月の間に抱っこできたのは、夫3回、わたし4回。
前回は「もう今後手術せず、回復しなければ看取りの方向で」と主治医に伝える直前の抱っこだったので、残酷な状況だったのを覚えている。

 

PICUのB先生とNICUのC先生が来て説明。
ミルク一回40cc。MCTミルクから、母乳・粉ミルクにすこし切り替えると説明。
息子の調子が上向きだと、B先生は明るい調子になるが、今日はそういう感じで笑顔だった。
その後看護師さんから「母乳の出はどうです?」と聞かれ、「もう出なくなっちゃいました」と答えた。

搾乳をするたびにとてもつらいのだ。
母乳が出なくなるのも生物的に母親らしくなくなるようでつらかったけれど、それ以上のつらさだった。
特にここ一ヶ月は、もう息子は母乳を飲める日が来るかもわからなかったので、余計に嫌だった。

 

今日はすこし座って、落ち着いて息子の寝顔を眺める時間があった。

 

看護師さんが「明日は何時に来ますか?」と聞くと、帰りの合図になる。

 

お母さんもう行くけど、また明日来るからね。ずっと一緒にいるからね
と額に頭をつけて、帰宅した。

 

帰りの道中、夫に「明日は僕だけ面会に来ようか?」と聞かれる。
私の体調を気遣ってのことだが「大丈夫」と答えると、「臨床心理士さんのカウンセリング受けた方がいいんじゃないの?」と言う。
私が今何に葛藤しているかをあまり聞こうとせず、しんどい日があると即座にカウンセリングを勧めてくるので、すこし嫌な気分になる。

家に帰って仮眠をしたら、すこし落ち着いた。